秀丸の酒とゲームとロボットの日々

酒とゲームとロボットが大好きです

2020-01-01から1年間の記事一覧

酒の日々・酒の旅人 「2008年マジンガーZの日々」

宇宙刑事ギャバンメモリアルを観ました。昔の特撮ってすごいなあ。至近距離で爆発おきるし、変身前でも華麗なアクションで敵倒すし。 俳優さんが本気でヒーローするから、観てるほうも本気でわくわくするのさ。 昔の旅行の写真そのさん。 海外旅行3度目。 …

酒の日々・読むお酒 李白『將進酒』

久しぶりに『10号誕生!仮面ライダー全員集合!!』を観ましたよ。すっごいわくわくしました。子供に還って、大人のヒーローにメロメロだ。 今回は、李白さんの『將進酒』に挑戦だ。もとは、漢代の楽府の曲名なのだそうな。 君不見黄河之水天上來 君見不や…

酒の日々・読むお酒 北原白秋『薄荷酒』

『酒の詩集』は、昭和48年の発行なので、たぶん「酒」「詩」で検索して古本販売サイトで買ったのだと思います。 「楽しむ酒」、「悲しむ酒」などの12章に分類されていまして、この「薄荷酒」はなぜか「ぐち酒」。 「思ひ出」の頁に さかづきひとつうつし…

酒の日々・酒の旅人 「2007年スコットランドの日々」

昔の旅行の写真そのに。 海外旅行2度目。 スコットランドのアイラ島に、ラフロイグという蒸留所があるのですよ。「フレンド オブ ラフロイグ」というクラブがありまして、ラフロイグを買って何かを読み込んで蒸留所に行くと、会員になれて30cm四方のピ…

酒の日々・読むお酒 曹植『箜篌引』

『最強ロボダイオージャ』を鑑賞中。安心して観ていられる勧善懲悪のアニメって、今あるのかな? 何が正しいか分からない世の中だからこそ、何が正しいか伝えるアニメを観たいなあ。 今回紹介する詩の作者は、曹植さん。あの曹操さんの息子です。曹丕さんと…

酒の日々・読むお酒 山崎正和「酔いの現象学」(『酒の文明学』より)

『ゲッターロボ』・『ゲッターロボG』を観ましたよ。リョウくんの「シャインスパーク!」にうっとりだ。 『酒の文明学』は、サントリー株式会社の90周年事業の一環として生まれた不易流行研究所の、そのまた10周年記念で作られた本らしいです。お酒に関…

酒の日々・酒の旅人 「2006年ギネスの日々」

昔の旅行の写真を整理していたら、なんだか思い出されてきましたので、書いてみました。 私の初海外旅行。アイルランドでギネスを飲みたくて、ロンドン5泊7日にオプションでダブリン2泊3日つける個人ツアーで行きましたのよ。 初めてのパスポート申請で…

酒の日々・読むお酒 梅堯臣『雪夜留梁推官飮』

わっはほーい!今日本屋を覘いたら、宮城谷昌光さんの小説『孔丘』を発見したよ!読むのが楽しみ! 今回紹介する詩の作者は、梅堯臣さん。北宋の人。雪の季節にぴったりだ。 晝雪落旋消 晝の雪は落ちて旋ち消ゆ 夜雪寒易積 夜の雪は寒くして積り易し 燈淸古…

酒の日々・読むお酒 オキ・シロー「心にしみるブラック・ベルベット」(『寂しいマティーニ』より)

『鋼鉄ジーグ』を観ましたよ。エンディングのドラムソロが素敵。 『寂しいマティーニ』。グラスをはさんで男と女が漂う21話。 かつての恋人と再会した女。ブラック・ベルベットを二つ注文する男。なぜ結婚しないのかと聞く女に、答える男。 「ぼくが結婚し…

酒の日々・読むお酒 若山牧水『ウヰスキイに煮湯そそげば匂い立つ白けて寒き朝の灯かげに』

ブライガーに続けて、今は『大空魔竜ガイキング』を観ています。 エンディングのサコンさんがかっこよすぎて、毎回身もだえしています。 さて、最近めっきり寒くなってきたので、こんな歌。 『ウヰスキイに煮湯そそげば匂い立つ白けて寒き朝の灯かげに』 国…

酒の日々・読むお酒 李商隱『花下醉』

この土日は、『銀河旋風ブライガー』をひたすら鑑賞。なぜ、オープニングの「銀河旋風」は「ぎんがせんぷー」なのだ?なぜ、みんなヘルメット被っただけで宇宙を走り回れるのだ?なぜ、カーメンカーメンのお顔は、いつもキラキラなのだ? 思わずつっこみたく…

ロボットの日々 プレゼン演習『ダイターン3』

先日行ったマジンガーZプレゼン演習が楽しかったので、今回は『無敵鋼人ダイターン3』の良さをプレゼンテーションしたいと思います。 それでは、私からダイターン3の素晴らしさについて語りたいと思います。 ダイターン3の素晴らしさとして、「ダイター…

漢字の日々 「杯」(さかずき)と「盃」(さかずき)ほか

漢字のお話、たびたび。 今回この漢字を選んだのは、特に深い意味があるわけではなく、そういえばさかずきって杯と盃があるなー。そんな感じ。 そんな軽い気持ちで『字統』を引いてみたら、うわー!異体字も含めると、「さかずき」って字が16もあるー。 そ…

酒の日々・読むお酒 陶穀『麹世界』

ロボット愛継続中。「あしゅら男爵太平洋に散る!!」で、「Dr.ヘルにも伝えておいてもらおう、後悔するなとな」と「Dr.ヘルに伝えてください。あしゅらは、最後まで勇敢に戦ったと」のどちらを伝えればいいのか、悩みます。 今回紹介する文章は、宋の…

酒の日々・読むお酒 松平盟子『さみどりのオリーヴしびれつつ沈むマティーニまたは冷酷な湖(うみ)』

いやっはー、ロボット愛が止まらなくて、『マジンガーZ』視聴中です。 第52話「甲児ピンチ!さやかマジンガー出動!」最高っすねー。 さて、 『さみどりのオリーヴしびれつつ沈むマティーニまたは冷酷な湖』 マティーニって、不思議ですよね。どうしてあ…

酒の日々・酒の旅人 「まず隗より始めてみた日々」 そのさん

北海道後志地方のニ世古酒造と田中酒造に行ってみた旅、そのさん。 9月21日 本日の旅程 ホテル-自家用車→京極町のふきだし公園-自家用車→自宅 本日は天気が良かったので、一昨日雨のためゆっくりできなかったふきだし公園にもう一度酔ってから、いや寄…

酒の日々・酒の旅人 「まず隗より始めてみた日々」 そのに

北海道後志地方のニ世古酒造と田中酒造に行ってみた旅、そのに。 9月20日 本日の旅程 ホテル-徒歩→ニ世古酒造-徒歩・JR→田中酒造(本店)-徒歩→田中酒造(亀甲蔵)-徒歩・JR→ホテル 朝起きて、昨日コンビニで買っておいたおにぎり食べて、歩いて…

酒の日々・酒の旅人 「まず隗より始めてみた日々」 そのいち

いやはやは。例年ならばこの時期どこかへ旅行へ行っていたのですが、今年はコロナ禍のため、旅行に行くことに罪悪感さえ感じる始末。毎年各地で催されるはずの酒まつりも、中止かオンライン開催。 ごぉとぅキャンペーンとやらで旅行に行け行けとお尻を叩くよ…

酒の日々・読むお酒 張説『醉中作』

今回紹介する詩の作者は、唐の則天武后~玄宗あたりに仕えていた張説さん。なんかもう真っすぐに、「ぼかぁお酒が好きなんだ!」と叫んでます。 醉後樂無極 醉後 樂み極まり無く 彌勝未醉時 彌勝る 未だ醉はざる時に。 動容皆是舞 動容 皆是れ舞 出語總成詩 …

酒の日々・読むお酒 エルベ・ル=テリエ「辛口な女の教え」(『カクテルブルース in N.Y.』より)

ロボット好きの原点に帰りたくて、「マジンガーZ」第1話から視聴中。初見でマジンガーZを動かせる甲児くん、すごいよ!(弟のシローくん踏んづけそうになるけどさ。)さっすが、のっけからノーヘルでバイク乗り回すだけありますね! さて、『カクテルブル…

酒の日々・読むお酒 『さかふねに滴(したた)りおつる新酒(にひしぼり)かくも響きて落ち来るものか』

いやー、生ハムにごま油垂らすと、けっこうオツなおつまみになりますなあ。 さて、今回紹介するこの歌、実はどの本から拾ってきたか分からないのです。というのは、大昔に自分のHP用に拾った歌だから。でも、いい歌。 『さかふねに滴(したた)りおつる新…

酒の日々・読むお酒 孟郊『酒徳』

今回紹介する詩は、唐が折り返し地点を迎えた頃の詩人、孟郊さんのものです。なんか一生不遇だったらしいですけれど、お酒が慰めてくれたのかな。 酒是古明鏡 酒は是古明鏡 輾開小人心 小人の心を輾開す。 酔見異擧止 酔へば擧止を異にするを見 酔聞異擧音 …

酒の日々・読むお酒 星新一『少年期』より

わーい。先日本屋に行ったらば、漫画『BARレモン・ハート』35巻があったのですよ!年に一度のお楽しみ。 さて、実はこのお話、星新一さんの本から採ったのではなくて、『酒の本棚・酒の寓話』という本から採ったのです。これまた『BARレモン・ハート…

酒の日々・読むお酒 坂口謹一郎『たまきはるいのちの限り究めはやいやはて知らぬうまさけのみち』ほか

いやー、先週あんなに暑かったのに、北海道は急に涼しくなりました。体がついていかないよう。 さて、坂口謹一郎博士は、醸造学の権威で酒の博士として親しまれた方。 私が坂口謹一郎博士を知ったのは、とある酒蔵の売店に売られていた『坂口謹一郎酒学集成…

ロボットの日々 プレゼン演習『マジンガーZ』

先日、職場で「プレゼンテーション研修」なるものを受けました。その中で、「自分の好きなものを情熱をもって語る」的な演習がありまして、大好きなマジンガーZを語ろうとしたら、制限時間の3分間で語り切れませんでした。 ぜひともマジンガーZの素晴らし…

酒の日々・読むお酒 王維『送元二使安西』

いやー、最近残暑が厳しいざんしょねえ。 今回紹介する詩は、唐華やかなりしときの詩人、王維さんのものです。王維さんが元二さんという人を、長安から安西まで送ったわけです。 渭城朝雨潤軽塵 渭城の朝雨 軽塵を潤す 客舎青青柳色新 客舎 青青として柳色新…

酒の日々・読むお酒 C.W.ニコル『ザ・ウイスキー・キャット』より

今回紹介するのは、C.W.ニコルさんが書いた『ザ・ウイスキー・キャット』という本の一節。 この本は、たまたま旅行先で入った本屋で見つけたのですよ。電子書籍もいいけれど、こういう偶然の出会いがあるから、本屋巡りはやめられないのだ。 スコットラ…

酒の日々・読むお酒 与謝野晶子『許したまへあらずばこその今のわが身うすむらさきの酒うつくしき』

ファイナルファンタジー7リメイク、一応クリアしたのですが、たくさんの伏線が残りすぎて、中途半端感が半端ない。(どっちじゃ。) これって続編あるんですよね? さてさて、明治から昭和にかけての女流歌人、与謝野晶子さんは、こんな歌を詠んでいます。 …

酒の日々・読むお酒 蘇東坡『眞一酒』

世間よりかなり遅れて「ファイナルファンタジー7リメイク」やっているのですが、回り道が多すぎて話がなかなか進まない印象。目的地甲に行くために乙を経由してさらに丙を経由する、みたいな。 まあそれはおいといて、今回は蘇東坡さんの詩。蘇東坡さんは、…

酒の日々・読むお酒 ボードレール『酒の魂』

あまりにも部屋がむしむしするので、とうとう除湿器買ってしまいましたよう。大量の水が出てきてびっくりだ。 今ゲームは、ファイナルファンタジー7リメイクをやってます。最初のチュートリアル的なダンジョンで迷いまくりました。年だなあ。 あ、さて、ボ…