昔の旅行の写真を整理していたら、なんだか思い出されてきましたので、書いてみました。
私の初海外旅行。アイルランドでギネスを飲みたくて、ロンドン5泊7日にオプションでダブリン2泊3日つける個人ツアーで行きましたのよ。
初めてのパスポート申請で、「写真の口が半開きです」って言われて、写真撮り直したっけなあ。
で、イギリスに飛ぶ前、東京に前泊したのですが、雨が降ってきたのでビニール傘買いました。この傘が後に大活躍するのです。
2006年 8月13日
成田からロンドンのヒースロー空港へ。空港から送迎バスで、町はずれのホテルまで。
2006年 8月14日~17日
アイルランドのダブリンに行くため、ヒースロー空港へ。実は、この時テロがあった直後だったらしく、手荷物検査がやったら厳しかったのですよ。手荷物の中に車の鍵を入れていたら、手荷物検査のお姉さんが「(たぶん)これは機内に持ち込めませーン!」ひょっとして、何かの起爆スイッチと思われた?
そんなこと言われたってなー、もう預ける荷物は全部預けちゃったしなー、ってあれ?こんなところに預けたはずのビニール傘。そんなこんなでお姉さんが鍵をビニール傘にテープでぐるぐるに巻いて巻いて、何とか鍵付きビニール傘を預け入れることができましたよ。
ヒースロー空港からダブリン空港へ。ダブリン空港からダブリンへ。今にして思えば、よく行けたよなあ。
観光案内所でダブリンカード買って、早速「ギネス・ストアハウス」に行きましたのよ。ダブリンカードは、ダブリン市内の観光施設にすいすい入れるすごいカード。我が国も、観光業を支援するのであれば、こういうカードを作って国民に配ればいいのになあ。
当時は、入場チケットがギネスの原液閉じ込めたガラス玉だったのでした。
せっかくなので、ダブリンの街も観光しましたよ。
ダブリンからヒースローへ戻ってくるとき、なぜだか大活躍したビニール傘が行方不明に。慌てて受付?に行ったのですが、傘の色を聞かれて困ってしまって、「とーめー!」じゃ駄目?で、けっきょくなんきょく、「なっと、いんぽーたんと(いやー、そんなに重要じゃないのでー)」と言って、傘はあきらめましたよ。うーん、ビニール傘って、英語で何て言うの?
ロンドンに戻って、せめてパブの1軒でも行っておこうかなーと、「シャーロック・ホームズ」に行きました。怖いもの知らずだったなあ。
超余談ですが、宮城谷昌光さんの『歴史の活力』は、まさに予言書。てか、歴史は繰り返す?
『晏子春秋』に、
上士は進み難くして引き易し
その次は進み易くして引き易し
その下は進み易くして引き難し
一流はそっと進んでさっと引く。
二流はさっと進んでさっと引く。
三流はだっと進んで動かねえ。
我が国の政治家は、何流?
参考にした本:『歴史の活力』(文春文庫)