秀丸の酒とゲームとロボットの日々

酒とゲームとロボットが大好きです

ゲームの日々 「ファイアーエムブレム エンゲージ」

 にゃがにゃがにゃん。発売日に「竜が如く8」買ったのですが、それまでのつなぎで買ったつもりの「ファイアーエムブレム エンゲージ」が終わらなくて、やっと昨日からやり始めましたよ。

 「一人でもやられたら、最初からやり直し」てな変な縛りを自分に課してしまったせいで、何回も何回も途中でやり直してたのさ。

 面白かったですけど、お金を稼ぐ手段が少ないせいで、思うように武器とか強化できない物足りなさ。あと支援会話とかがこなしきれないもやもや感。引継ぎ要素もあまりないと聞きますし、もう一回やるかどうかは微妙だなあ。

 

 僕は神竜リュール。目覚めたばっかで「神竜様」とか言われて、なし崩し的に邪竜を倒す羽目になって、ちょっとだけ「なんでやねん」て感じ。

 まあ仲間を指揮して敵を倒すのだけれど、序盤で大変お世話になった仲間が徐々にご無沙汰になっていくのが、申し訳ない。(でも出撃させるとすぐやられるのだ!)

 なんか最終決戦がやけにあっさり終わったのがこれまた「なんでやねん」て感じだけど、(難易度ノーマルだからかな?)まあ邪竜を倒したから終わりよければ全てよし、かな?

 

 で、やっとやり始めた「竜が如く8」ですけど、まだ序盤なので、このゲームならではの面白さを感じるのはこれからかなあ。

 

 ネットのニュースを観ていたら、最近「マルハラ」なる言葉があるようですね。。が威圧感を与えるとか。これこそ「なんでやねん」ですよ。

 相手に原因を求めるその前に、一瞬だけ自分を振り返ってほしい。(まあ世の中には、振り返るほどのない嫌がらせもありますけど。)

 

 

ゲームの日々 「名を消した男」ーなー!

 お久しぶりでございます。最近はなぜかウルトラマンレオの歌にはまっております。ウルトラマンレオの歌が2種類あることに、つい最近気づきました。どおりで、歌い出しと歌い終わりがつながらなかったです。

 

 さて、年のせいかゲームをやる気力がわいてこなかったのですけれど、このゲームはやってみることにしましたよ。桐生一馬が好きなので。

 結論から申しますと、面白かったけどちょっともやもやしました。何というか、「管理される桐生一馬」は見たくなかったのです。あと、ボリューム的に物足りない感じ。いや外伝だから分かるんだけどさ。本編とミニゲームとのバランスがちょと悪い。

 …と、文句言いつつ「竜が如く8」は予約したのでした。

 

 最近、政治とカネが問題だらけですなあ。政治屋の人々は、マジで宮城谷昌光先生の『管仲』や『晏子』を読めと思います。

 その施策は何のため、誰のためなのか。そう考えれば、自ずと答えは出るはずなのですがなあ。 

 

漢字の日々 「税」

 ぽっけぽー!ささきいさおTV主題歌大全集観て聴いてました。やはり、ささきいさおさんの声は、深みが深いなあ。 

 

漢字のお話、  なんたび?

 

 今回はかるーく、最近増税が流行っているので、「税」ってなんじゃろな。

 

 〔説文〕に「租なり」、また租には「田賦なり」とあって、米粟の類を収めさせることをいう。〔春秋、宣十五年〕「初めて畝に税す」とあり、税率は古くて一割を原則とした。車の馬を解くことを税駕というのは、税と脱とが古く音が近かったからであるが、税は容易に脱しがたいものである。

 

 最後の一文、言い得て妙。

 

参考にした本:『字統』平凡社

酒の日々・酒の旅人 「どぶろく祭りに行ってみた日々」

 いやっはー!自称「酒の旅人」、他称「ただの酔っ払い」ですよー!

 

 たまにはブログを更新しなければと思ってはいるのですが、最近お酒飲むとすぐ眠くなってしまい、ほとんど書けません。でも飲みながらの方が筆が進むのですよ。ああ矛盾。

 

  さて、コロナ禍も終わったわけではないのですが落ち着いてはきたみたいで、ここ何年か行われなかったお祭りが、開催されるようになりました。

 これはあれだな、うん十年前に一度行った白川郷の「どぶろく祭り」も開催されるに違いない。と思いましたが、観光協会や役場のホームページ見ても情報が入ってこない。まあいいや、とりあえず飛行機とホテルだけとっとこっと。(一か月前に出てきました。ほっ。)

 昔は旅行に行く前にはいろいろ下調べしたものですが、今はスマホでその場で何でも調べられるから、ろくに下調べしてませんでした。これが後に大いなる悲劇を生むのですよ。へへ。

 

10月14日

 実は6月に道南へ引っ越してましたので、今回は函館空港から名古屋(中部)空港を経由して、岐阜県高山市に宿泊。次の日白川郷に向かうというプランです。

 張り切りすぎて、搭乗時刻の2時間前に空港についてしまったので、ちょっとお散歩。

函館空港で見かけたよ

 で、函館空港から名古屋(中部)空港へ飛んで、そこから名古屋駅へ。お腹が空いたので味噌煮込みうどん食べたのですが、妙に固かった。最終的に岐阜県高山市に着いたのは21時過ぎだったので、お風呂入ってすぐ寝ましたよ。

 

10月15日

 朝ごはん食べて、バスセンターに行ったら出発時刻まで少し時間があったので、高山市内を少し歩いてみましたよ。

のびーな

 うろうろしてたらバス時刻が迫ってきたので、慌ててバスセンターへ。並んでいるのが殆ど外国人でびっくりだ。

 

 バスで高山市から白川郷へ。雨が降ったり降らなかったり。どぶろくの振る舞い酒はまだ後なので、まずは白川郷の見学。

心洗われる風景

 白川郷は、なんていうか、失われた原風景、って感じ。

 

 白川八幡神社で14時ころから獅子舞奉納。

獅子舞

 獅子舞終了後、しばらくしてどぶろく振る舞い。雨降りだったので、立ち飲み。

振る舞い酒 

 甘くて、酸っぱくて、不思議な味がしましたよ。忘れたらいけない味です。

 

10月16日

 本日の日程は、高山市名古屋駅→名古屋(中部)空港→函館空港なのですが、下調べ不足で県立名古屋空港行ってしまいましたよ!ていうか、名古屋に空港って二つあったの?!タクシーで中部空港行って何とか間に合いましたけど、顔で笑って心で泣いてでした。

 

 いっぱい失敗もしましたけど、酒の旅人(ただの酔っ払い)はやめられません。

 






 

酒の日々・読むお酒 李白『月下独酌』其三

 暑いです。暑くて夜中に目が覚めて、寝不足で昼眠くて、夜お酒飲んだらうっかり寝ちゃって、暑くて夜中に目が覚める。その繰り返し。

 

 既出かもしれないけれど、まあいいや。

 

三月咸陽城  三月 咸陽城
千花晝如錦  千花は晝 錦の如し。
誰能春獨愁  誰か能く春獨り愁ふ
對此徑須飲  此に對して徑に須らく飲むべし。

窮通與修短  窮通與修短と
造化夙所稟  造化の夙に稟する所。
一樽齊死生  一樽 死生を齊しくす
萬事固難審  萬事固より審かにし難し。

醉後失天地  醉後 天地を失ひ
兀然就孤枕  兀然として孤枕に就く。
不知有吾身  吾身有るを知らず
此樂最爲甚  此の樂み最も甚しと爲す。

 

三月の咸陽城

花は咲き乱れ昼なのにわっさわさ。

春にくよくよしてる暇なんてないさ

花を前にして飲まないのは、かえって失礼だよ。

 

貧乏金持ち、長生き短命

神様しだいだ、同じだよ。

樽の中には死も生もある

ま、もちろん世の中不思議なことばかり。

 

酔ったら天も地もどこじゃいな

自分じゃない顔で枕に飛び込む。

僕が僕でない感じ

これぞお酒の楽しみさ。

 

 李白さんって、月が好きなんだなあ。

 月を観ながら、お酒の良さをかみしめる李白さん、すてきだなあ。

 

 突然ですが、このところ政治が暗いですよ。

『君主は王朝において何をするのかといえば、決断をするだけであるといってよい。臣下の意見をよくきく君主が名君であるかといえば、そうではない。すぐれた決断をおこなう君主が名君なのである。臣下の意見をきくたびに、決断をにぶらせ、迷い、決定をおくらせ、折衷をこころみ、危険の少ない道をすすもうとする君主は、はっきりいって暗君である。円満であることは、その暗を、ふくんではいないか。』

 

 聞くのはいいのですが、聞きっぱなしは困ります。

 

参考にした本:『中華飲酒詩選』(筑摩書房

       『歴史のしずく)』(中公文庫)

酒の日々・読むお酒 アブー・ヌワース『酒が欲しくなるとき』

 今日は、ドリフのDVDを観ています。それにしても、いかりや長介さんはいいなあ。あの人がいなければ、ドリフターズは成立しないと思うのですよ。あとブーちゃんかわいい。

 

 やはり、前回の飲酒詩は既出でした。すみません。

 

飲酒をとがめる人よ、

  いつ君は愚かになったのか?

 

私に別な忠告をした方が、

  君には似つかわしい。

 

とがめる人に我々が従うくらいなら、

  アッラーに従っていたことだろう。

 

飲み友達よ、朝酒の盃をほし給え。

  そして、私にも注いでくれ給え。

 

私は世人に避難されると、

  ますます酒がほしくなる。

 

 アブー・ヌワースは、8世紀から9世紀にかけてアッバスイスラム帝国の最盛期に活躍した詩人だそうで。

 最近お酒の肩身が狭いのですが、お酒の文化を理解しろとは言わないまでも、

 

 突然ですが、『草原の風(中)』のこの台詞。

「もっとも危険であることは、もっとも安全であることへの近道ではないか。」

 何もしなければ何も失敗しないけど、何も変わらない。

 

参考にした本:『アラブ飲酒詩選』(岩波文庫

       『草原の風(中)』(中央公論新社

酒の日々・読むお酒 梅堯臣『雪夜留梁推官飮』

 お久しぶりでございます。余裕がなくなってぼろぐの更新ができないでいたのですが、最近やっとゆとりができてきたので、お酒の素晴らしさを分かってほしくて、がんばってみます。

 しばらくぶりなので、飲酒詩が既出だったらすみません。

 

晝雪落旋消  晝の雪は落ちて旋ち消ゆ
夜雪寒易積  夜の雪は寒くして積り易し
燈淸古屋深  燈淸くして古屋深く
爐凍殘煙碧  爐凍りて殘煙碧し
爲沽一斗酒  爲に一斗の酒を沽い
暫對千里客  暫く千里の客に對す
酒薄意不淺  酒は薄くとも意は淺からず
輕今須重昔  今を輕んじては須からく昔を重んずべし
重昔是年華  昔を重んずるは是れ年華の
飄飄猶過隙  飄飄として猶隙を過ぐるがごとくなればなり
一醉冒風歸  一醉 風を冒して歸る
平明馬無跡  平明 馬 跡無し

 

昼降った雪はきえちゃった

夜降った雪は寒々と僕の心に積もるよ

灯りは僕の心の奥まで照らす

けむた!

お酒もらってくるわ

みんなで飲もうよ

お酒が薄いのは気のせいだーよ

今よりも昔が楽しかったね

昔が楽しかったってのは年取ったからさ

時はひょうひょうと僕の体を抜けていく

さて、いいとこ飲んだから帰ろかな

明るくなったら、僕を見つけてみてよ

 

 梅堯臣は、北宋初期の詩人だそうですよ。なんだか淡々とした詩ですよね。きっとお酒が強いんだ。酔っぱらうと、なんだかハイになっちゃうもの。

 

 最近、政治が殺伐としてますよね。政治家さんには、ぜひとも宮城谷昌光先生の本を読んでほしいのですがなあ。

 たとえばさ、『草原の風(上)』のこの台詞。

「政治にしろ、事業にしろ、ことばがすべてであるといってよい。善政とは、良いことばの政治である。企業においては、ことばを大切にする者が成功する。」

 

参考にした本:『壺中天醉歩』(大修館書店)

       『草原の風(上)』(中央公論新社