秀丸の酒とゲームとロボットの日々

酒とゲームとロボットが大好きです

酒の日々・読むお酒 松尾芭蕉『酒のみに語らんかかる滝の花』

 いっつも古代中国の詩人さんばかり紹介しては何なので、今回は日本の代表的俳人松尾芭蕉さん。

 

『酒のみに語らんかかる滝の花』

 

 中国に比べると、日本にはあまり「飲酒詩」ってなじみがないですよね。なんか、もったいないなあ。

 まあそれはおいといて、滝にかかる花って、夏っぽくていいですよね、涼しげで。きっと可憐で、滝の水しぶきに揺れる感じ。

 松尾芭蕉さんは、花を見たときの感動を誰に伝えたかったのかな?酒のみ?酒飲み?

 きっと、お酒の向こう側にいる自分自身だ。

 してみると、きっと松尾芭蕉さんは、独り酒が好きだったのかもしれません、ん。

 

参考にした本:『賛首詩話』(沓掛良彦岩波書店