秀丸の酒とゲームとロボットの日々

酒とゲームとロボットが大好きです

酒の日々・読むお酒 アブー・ヌワース『酒が欲しくなるとき』

 今日は、ドリフのDVDを観ています。それにしても、いかりや長介さんはいいなあ。あの人がいなければ、ドリフターズは成立しないと思うのですよ。あとブーちゃんかわいい。

 

 やはり、前回の飲酒詩は既出でした。すみません。

 

飲酒をとがめる人よ、

  いつ君は愚かになったのか?

 

私に別な忠告をした方が、

  君には似つかわしい。

 

とがめる人に我々が従うくらいなら、

  アッラーに従っていたことだろう。

 

飲み友達よ、朝酒の盃をほし給え。

  そして、私にも注いでくれ給え。

 

私は世人に避難されると、

  ますます酒がほしくなる。

 

 アブー・ヌワースは、8世紀から9世紀にかけてアッバスイスラム帝国の最盛期に活躍した詩人だそうで。

 最近お酒の肩身が狭いのですが、お酒の文化を理解しろとは言わないまでも、

 

 突然ですが、『草原の風(中)』のこの台詞。

「もっとも危険であることは、もっとも安全であることへの近道ではないか。」

 何もしなければ何も失敗しないけど、何も変わらない。

 

参考にした本:『アラブ飲酒詩選』(岩波文庫

       『草原の風(中)』(中央公論新社