こないだ本屋に行ったら、宮城谷昌光さんの『公孫龍』(青龍編)を見つけたのですよ。これ面白い!ていうか、なんでこんなの書けるのだ?すごい!
なんていうか、宮城谷昌光さんの描く歴史って、ぺらっぺらな平面的ではなく、細部まで作りこまれた立体的なのですよ。だから、歴史の表裏ではなく、歴史の正面と右斜め45度、みたいな。
あー、早く続きを読みたいなあ。
さて、漫画『BARレモンハート』。お酒漫画は多々あれど、その多くはお酒と一緒に食べる食べ物が中心。お酒そのものを主題にした漫画は、あまりないような気がします。
「しかしまあなんだね
この酒というやつは……ジワジワと利いてくる 毒のようなもんだな」
「ならなんで飲むんですか?」
「オレは気が長いのさ」
漫画『BARレモンハート』は、マスターとメガネさんと松ちゃん、がメインの登場人物。自分のお気に入りの席を一見さんに取られて、ちょっと不機嫌なメガネさんが発した言葉。
お酒は毒。だからこそ魅力的。
超余談ですが、最近論語が読みたくなって、買いました。いえね、我十有五にして学に志すの、五十にしては何だったのかと思いまして。
あらまびっくり、五十にして天命を知るだったんだ。七十くらいかと思ってました。
いくつになっても前を向く。孔丘さんって、すごいなあ。