はあ、最近世の中が殺伐としてますねえ。ウイルスそのものはもちろん嫌ですが、ウイルスのためにいわれなき差別や非難中傷が起きるのが、もっと嫌。
そいえば、『無敵超人ザンボット3』の神ファミリーも、いわれなき差別や非難中傷に苦しんだよなあ。
てなわけで、今回は 『無敵超人ザンボット3』のご紹介。
さてさて、『無敵超人ザンボット3』をデータ風に紹介すると、こんな感じ。
1977年10月8日~1978年3月25日 毎週土曜日17時30分~18時00分 名古屋テレビ系 全23話(放送は再放送2話を含むため25回)
オープニング「行けザンボット3」 作詞:日本サンライズ企画室 作曲:渡辺 岳夫 編曲:松山 祐士 歌:堀光一路
エンディング「宇宙の星よ永遠に」 作詞:日本サンライズ企画室 作曲:渡辺 岳夫 編曲:松山 祐士 歌:堀光一路
そして、『無敵超人ザンボット3』をダイジェスト風に紹介すると、こんな感じ。
地球に突如襲来したガイゾック。彼らの目的は、全ての知的生命体の殲滅。かつてガイゾックに追われ、地球に逃れてきたビアル星人の子孫である神勝平たち神ファミリーは、ビアル星の遺産である宇宙船キングビアルと巨大ロボットザンボット3で立ち向かう。しかし、ガイゾック襲来を神ファミリーのせいと思い込んだ人々は・・・。
さらに、ザンボット3をメカニック風に紹介すると、こんな感じ。
ビアル星人が再びガイゾックと対峙したときに備えて、キング・ビアルに搭載していた合体・可変型ロボット。イオンエンジンによって稼動します。全長60m、重量700t。メインパイロットは神勝平。主な武装はいろいろ変形して便利なザンボットグラップ。必殺技は額の三日月から発射するムーンアタック。キング・ビアルのイオン砲を装着することも可。
地球にガイゾックがやってきたのは、決して神ファミリーのせいではないのですが、人々はガイゾック襲来により日常が失われたことへの怒りを、神ファミリーへぶつけます。それでも、ファミリーの多くを失いながら、勝平は戦い抜いたのです。人々の心の底に眠る「優しさ」を信じて。
参考にした本:『ザンボット3・ダイターン3大全』(双葉社)
超余談ですが、私は我が国の政治家にこのことばを送りたい。猛烈に送りたい。
「轍鮒の急」
車の轍(わだち)の水たまりに一匹の鮒がいて、荘子さんに枡一杯の水で助けてほしいと言いました。荘子さんはこれから私は呉越の王に会いに行くところだから、途中にある大河の水をせきとめて、ここまで引いてあげようと言いました。鮒は起こって、今一杯の水があれば救われるんだ、そんな悠長なことをするより、乾物屋の店先で私を探した方が早いだろう、と言いました。
やらない善よりやる偽善。やらない偽善が、最もたちが悪い。
参考にした本:『エピソードでわかる中国の名言100』(明治書院)